こんにちわ。アルカジックジャパン・ブランドビルダーの中崎 優斗です。
「朝晩は冷え込むが、お昼はポカポカ陽気♪」
そんな三寒四温を感じられる季節が到来すると、いよいよ春のブリームゲームが開幕です。
昨年は、正直やや出遅れ気味でのスタートだったため、初春のチヌ(クロダイ)の動向を知ることができなかったこともあり、今年は3月に入ると同時に積極的に追っかけています。
体感的にも「春まであと少し・・・」という感覚のあった3月上旬。
3日連続ボウズから始まり、4日目にしてやっと生命反応(バイト)を感じることができ、5日目にヒットまで持ち込むも惜しくもバラシ・・・。
そして、6日目にしてようやく本年1匹目のチヌを手中に収めることができました。
この一週間はとても長く感じましたが・・・なんとか例年より早いタイミングでのキャッチに成功!!!!
サイズは43~45.0cmほどでしたが、お腹パンパンの「これぞ!春のノッコミチヌ!!」というようなプロポーション抜群のキレイなチヌでした。
BM.コンタクト #2-5.0g + Gテールツイン 2.0inch
その後は、釣果のあった河川に的を絞って、まだまだ解らないことだらけの春の動向を探ってみます。
釣行を重ねて解ってきたことは、ハイシーズンに比べ、一回りほど大きいサイズが釣れるケースが多いこと。
夏期に多い、居着きと思われるような個体(潮の干満の影響をあまり受けずに、その界隈に留まり続けている個体)は、ほぼ居ないこと。
その影響か、良く釣れる日と、まったく釣れない日があるということ。
などなど、釣れるポイントが解ってきて「春チヌってこういうトコロがポイントなのか!」と思った矢先に、翌日からバイトすら無くなったりと、正直「この釣り、パターン化できるの?」と思えるほどの難攻不落状態。
しかし、それでも通い続けることで解ってくることがあったり、何より季節が進行することで、河川に入ってくる個体数も増えてきたようで、ポツポツと釣れる日が増えてきました。
『ココッ!』と、ハゼやフグを思わせるようなショートバイトからの強烈なファイト!!!!
これまた、コンディション抜群のパンパンボディ♪
BM.キール #1/0-7.0g + 藻蝦 2.0inch
『キビレ』ならぬ『アオビレ?(笑)』と、思えるような青味がかったヒレが美しいチヌたち。
どの魚もコンディション抜群で、非常に良く引き、楽しませてくれます!!!!
3月上旬からスタートし、これまでに感じたことは・・・
早春のチヌは、釣れるエリアやそのアプローチ、バイトの出方などがハイシーズンと全く異なっている印象を受けています。
まだまだ手探り状態ではありますが、基本的にかなりスローなアプローチやステイなど、【静の間】を多く取り入れたアプローチにバイトが多く、釣れるポイントも、ブレイクや流芯などの地形変化より、変化の乏しい砂や泥のフラットエリアに入ってくるであろう個体を狙って、あまり移動せずにじっくりと釣り込むほうが、釣果も良い傾向にあると感じています。
リグに関しては、【BM.キール】と【BM.コンタクト】をボトムタッチの違いで使い分けて攻略。
ボトムタッチの感覚が解りづらいような、起伏の少ないポイントでは【BM.コンタクト】。
その逆のポイントでは【BM.キール】といった具合に、それぞれ『流れの中でしっかりとステイさせることのできる、最軽量のウエイト』を選ぶことが重要なのかな?と思います。
私が通う瀬戸内エリアは、潮の干満差が激しい地域なので、その影響を受け河川の流速も早い傾向にあるので、かなり重めのウエイトを多用していますが・・・。
春期のチヌは『大型であってもバイトが弱い』ケースが多いようにも感じていますので、可能な限り、軽量なウエイトをセレクトしたほうが貴重なバイトをヒットまで持ち込みやすいように思います。
これから初冬までのロングスパンでさまざまなゲームを楽しむことのできるチヌ。
ぜひ、皆さんも『ライトブリームゲーム』に挑戦してみませんか?
ライトタックルならではの、繊細なアプローチとエキサイティングなファイト!!・・・そのギャップが、新感覚のブリームゲームを体感させてくれるハズです。
【使用タックルデータ】
●ロッド・・・ソルティセンセーション PSSS-84T “マークスマン”[エバーグリーン]
●リール・・・ツインパワー 2500S[シマノ]
●メインライン・・・ソルティー・メイト スモールゲームPE-HG 0.5号[サンライン]
●リーダー・・・フロロカーボン 6~8lb
●ジグヘッド・・・BM.キール #1/0-5.0~7.0g 、BM.コンタクト #2-5.0g[アルカジックジャパン]
●ワーム・・・藻蝦 2.0inch[ベイトブレス]、Gテールツイン 2.0inch [レイン]など