皆さん、こんにちは。ブランドビルダーの藤原克則です。
いつの間にか梅雨も明け、気付くと暑苦しいセミの鳴き声…
レポートを書くつもりだった今年の梅雨メバルシーズンは悪天候が重なり、ほとんど釣りに行けませんでしたので、今回新発売となったロッド【インスピレーション S92XH the ”Over Distance”】を携えてのシャロ―エリアのアカハタゲームをレポートします。
アカハタ狙いと言うとディープエリアを狙うイメージがありますが、この時期は驚くほどのシャロ―に魚が差してくるので、未開拓のポイントを見つけることが出来ればショアラインの浅いゴロタエリアでも良型のアカハタをキャッチすることが出来ます。
シャローエリアでも、基本的な狙い方はディープエリアと変わらず、ボトムバンプが中心となります。
特にゴロタエリアでは、ゴロタの岩の隙間に潜んでいるアカハタをタイトに狙うことが重要になってきます。
基本的にはジグヘッドリグやテキサスリグで、10g~28g位の幅広い重さを用意しておくと良いでしょう。
意外とよくあるのが「シャローエリアだから軽めの14gからスタート→反応いまひとつ→21g~24gに変更し岩の隙間をしっかり狙うとHit!」というパターンです。
重めのシンカーを使うことでボトムの感知力もアップし、結果的には根掛かりを軽減することも出来ます。
今回の釣行でのHITパターンも、21gのテキサスリグで、岩の隙間を直撃していくイメージでボトム着底した瞬間に「ゴンッ」というひったくりバイト!
ゴリ巻きでファーストランを交わして上がってきたのは、36cmの良型アカハタでした!
(特にテキサスリグはストッパーゴムを使用し、非誘導式にした方が好反応でした。)
シャロ―エリアでのアカハタゲームで重要なことは、「ドラグを出さないこと!」です。
中途半端なドラグ設定にしておくとファーストランで岩の隙間に潜られてしまうので、フッキング後はとにかくごり巻きで魚を浮かせることが重要です。
ファーストラン以後も、油断は禁物、場所は手前まで大小の岩が連なるゴロタ場です…。
今回使用した”Over Distance”のようなロングロッドで、しっかりハエ根を躱すイメージでやり取りをしましょう。
■インスピレーション (ロックフィッシュモデル) C100XH"Over Stroke"
ロングロッドは遠投性能だけでなく、こういった手前の障害物をかわすのにも大きなメリットがあります。
手返しの良さがアップする10ftベイトモデルと併せて今後も楽しんでいきたいところです。
最後に、アカハタは成長スピードがあまり早くない上に、縄張り意識が強く回遊性もあまりないため、必要以上にキープしてしまうと、そのポイントでの個体数が激減してしまいます。
小さな魚は、釣り上げたらなるべく魚体に触れず、速やかにリリースすることをお勧めします。
【使用タックルデータ】