皆さん、こんにちは。ブランドビルダーの中崎優斗です。
梅雨入りを目前に、そろそろ『アフター回復のクロダイ』が狙えるではないかと河川に様子見に行って来ました。
産卵を終えたクロダイが、流れを求めて河川へ遡上し出すこの時期を境に、いよいよライトブリームゲームのハイシーズンが開幕します。
今回の釣行では、直前まで晴れの日が続き、河川の流量が低下していることが予想されました。
そのため、この状況でも「流れ」が期待できる河川をピックアップ。
なかでも中流域で川幅が狭まる様なポイントにエントリーしました。
日没前、干潮からの動き出しと夕マヅメが重なる時間帯からスタート!
の緩やかな流れの中を遡上するイナっ子も見当たり、釣れそうな雰囲気が漂います…。
使用するリグは、【BM.キール5.0g-#1/0】 +【舞シュリンプ 3.2inch】
瀬やガレの、「潮が当たる面」を特に念入りにチェックしていきます。
ガレにリグが差し掛かったらすぐにハズしたりはせず、引っ掛けつつシェイク。
移動距離を抑えて繰り返し誘っていると、コツンッっと繊細なバイト!
しっかりフッキングも決まり、幸先良くグッドサイズのクロダイを釣る事が出来ました!
手短に写真を撮りしっかり蘇生させてからリリース。
これからの時期、弱りやすい個体も多くなってくるので、フィッシュグリップやタモでエラに流れが当て、泳げるようにしっかりと回復させてからリリースしてあげて下さい。
その後潮が止まり、日も暮れ、いよいよ最高のタイミング!
と思っていたのですが、予想とは裏腹に中々上げ潮が効かずバイトが無い時間が続きます。
徐々に効きだした上げ潮の流れに、BM.キールのウエイトを7.0gに変更して対応しながら辛抱強く粘っていると「バイトかな?」というような違和感程度のアタリ。
再アプローチすると、やっぱり微妙なアタリがあるので、半信半疑でフッキング!
一瞬「エイかな?」と疑うほどトルクフルな引きを見せてくれたのは、歳なしサイズ!
再開後、今度はハッキリしたバイトを掛け、もう一枚追加し終了となりました。
今釣行では、BM.キール+舞シュリンプ で全ての魚をキャッチ出来ました。
「魚が居るだろうピンスポット」を確実に攻略するための
・小さなロッドワークでもアクションしてくれるパーツがあること
・不必要に流されない細身なボディデザイン
を満たした舞シュリンプが、非常にマッチしました。
舞シュリンプのような細身のワームは流れに対して抵抗が少なく、比較的軽いウェイトのリグでもしっかりとボトムを捉えることが出来ます。
ボトムの質感も感知できるため「根掛かりしそうな場所」ではそれに備えることもできます。
そんな時は、今回のように、ワームのボリュームを意識することで対応できるかもしれませんので、是非試してみて下さい。
【使用タックルデータ】
●ロッド・・・ソルティーセンセーションPSSS-T84″マークスマン”[エバーグリーン]
●リール・・・ツインパワー2500S[シマノ]
●メインライン・・・Ar.PE レンジブレイド 0.6号[アルカジックジャパン]
●リーダー・・・Ar.ライトゲームリーダー 8lb[アルカジックジャパン]
●ルアー・・・BM.キール 5.0g-#1/0~7.0g-#1/0[アルカジックジャパン] + 舞シュリンプ[アルカジックジャパン]