こんにちわ。アルカジックジャパン・ブランドアドバイザーの平川 潤です。
今回の釣行エリアは、私の自宅からほど近い場所にある小規模な漁港。
このポイントは以前より知っていたのですが、外海から少し入り込んだ位置にあるため潮が緩やかで、アジなどの回遊魚が入りにくい印象を持っていたので、正直、今まであまり重要視していなかったポイントでした。
ところが・・・「今年は、年明け頃よりポツポツと良型のアジが釣れている。」との情報を耳にしたため、改めて再調査してみることに。
小さな漁港の両側より堤防が伸びており、その先端には常夜灯がぼんやりと灯っている。潮流という条件さえ除けば『ここぞ、アジングの定番ポイント!』といった条件が揃っている場所です。
夕刻後、常夜灯周りに釣り座を構え、いざ実釣開始です。
ポイントに入ってまず行うことは、水深の把握と何かしらの変化を見つけること。
一口に『変化』と言っても解りづらいと思いますが、常夜灯の灯りの明暗、潮のヨレ、防波堤の基礎の境目、船道のブレイクなどの地形変化がそれにあたり、それらが複合的に絡む点こそ、好ポイントになる可能性が高いスポットです。
まずは、左から右へ緩やかに流れる潮の中で、船道のブレイクと灯りの明暗が重なるスポットを重点的に攻略してみます。
『Ar.ヘッド ジャックアッパー 1.5g-#8』+『艶じゃこ 1.8インチ』のジグヘッドリグを、潮上からのカウントダウンで狙いのスポットまで送り込んでいきます。
すると、早々に船道のブレイクあたりで「コン!」という明確な反応♪
フッキングを入れると同時に、ロッドがベリーまでキレイな弧を描き、絞り込まれる!小気味良い手ごたえを楽しみつつ、姿を見せたのは25.0cmを超える良型アジ♪
※白飛び写真で申し訳ございません。
幸先よい反応にテンションも上がり、再現性を求め、同様のアプローチで二匹目を狙いますが・・・
反応が無い。
同じスポット内を、レンジやアプローチを変えて探るも、これまた音沙汰無し。
こういった時は、一度思考をリセットして、一から再構築する方が賢明。
まだ探りきっていない、沖のブレイク付近を狙ってみることに。
ボトムまでのカウント30。
まずは、ボトムベタベタをトレースしてみますが・・・無反応。
次投は、5カウント上げて、カウント25。
ロッドを横にさびくアプローチを基準に、時折アクションやフォールを加える探っていると、待望のバイト!!
一匹目同様、ロッドが絞り込まれ良型確定♪
サイズは同じくらいですが、先程よりプロポーションの良い個体です♪
これまた、再現性を求め同じスポットへキャスト&アプローチ。
スッ!とティップのテンションを抜くようなフォールを入れた瞬間に・・・「コッ!」と明確なバイト!!!!
狙って再現性を確認できた、気持ちの良い瞬間です。
しかも、あがってくるアジはどれも良型♪
「やはり、先入観を持たずにいろいろなポイントを試さないといけないな。」と痛感しつつ、しばしの良型アジのイレグイを堪能します。
その後は、アジの群れも入れ替わったのか、豆メバルと18.0cmほどの小アジが釣果の主体に。
ジグヘッドのウエイトを0.6g、1.0g、1.5gとローテーションさせながら探り続けましたが、最終的に反応もなくなり、この日は納竿としました。
今回の釣行では、常夜灯の明暗や船道などの比較的近距離の変化に的を絞って、ジグ単のみで攻略してみましたが、他リグも入れていくと、また違った結果が出て面白いかもしれません。
『地元のポイントもまだまだ捨てたものではないな♪』と実感できた一夜でした。
【使用タックルデータ】
●ロッド・・・ソルティセンセーション PSSS-610S “リンバーティップ”[エバーグリーン]
●リール・・・セルテート 2004CH[ダイワ]
●メインライン・・・鯵の糸(エステルライン) 0.3号[サンライン]
●リーダー・・・スモールゲームリーダーFC(フロロカーボン) 0.3号[サンライン]
●ジグヘッド・・・ジャックアッパー 0.6~1.5g-#8~10 [アルカジックジャパン]
●ワーム・・・艶じゃこ 1.8inch ケイムラピンク,ケイムラブルー,クリアーラメ [アルカジックジャパン]、フィッシュテール 2.0inch[ベイトブレス]など