皆さん、こんにちは♪ 企画担当のコーノです!!
【フィッシングショー 大阪 2014】も無事閉幕を迎え・・・『いい加減、海に行きたい!!』という衝動に駆られる毎日ですw
しかし、ここ数週間は週末の度に“大寒波到来”という、サンデーアングラー泣かせの気象状況。。。
大雪の対策に追われ、釣行どころではないアングラーの皆様も多いかと思いますが、そろそろアフター明けのメバルの釣果が多くなってくる頃ですね♪
本日も、BA中崎氏よりメバルの釣行レポートが届いておりますので、そちらをご紹介させていただきます。
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【強風下でのメバルゲーム】
私が日頃から足を運ぶ九州北部から山陰エリアのフィールドは、真冬になると冷たい北風が吹き荒れる日が多くなります。
日本海に面した地域は概ねこの傾向にあるかと思いますが、タイミング的にもメバルのプリスポーン~アフター前期と重なる場合が多く、釣りを展開するためには強風対策として重量級のリグを駆使し、シビアなメバルに口をつかわせなければならない非常に難しいゲームの組立てを強いられる季節であると感じています。
釣行当日も生憎の強風警報・・・。
しかし、不幸中の幸いか計画していた離島の漁港は南向きに面していること、天気自体は安定していること、定期船の出港も可能だったことなどから、僅かな期待を胸に渡島してみました。
初めて訪れるフィールドで釣りを行う場合、明るいうちにできるだけ多くのポイントを下見しておくと、夜間での釣りのヒントが得られます。
沈み根の位置やブレイクラインまでの距離、ベイトフィッシュの有無など、暗くなってからでは困難な視覚での確認作業をメインに、エリア全体をラン&ガンして把握していきます。
しかし、今回は予想以上の強風。 島影にあたる港内のポイントですら風が舞って吹き付けるほどです。 ウエイトにして7.0g以上の重量級リグでないと何をしているのかまったく解らない状況。
釣り場に降り立った以上、安全を確保できる範囲であれば、釣行を続行したいのは釣人の性。 さっそく【スプリットシンカー 7.0g】を使用したスプリットショットリグで釣行を開始します。
まずは、港内の一番深くなっているエリアからチェック。
大きなロッド操作を行うとラインが風にとられるので、リトリーブをメインにゲームを組み立てていきます。
早速、可愛いサイズのアジをゲット♪ その後も同型のアジが釣れ続きますが、サイズアップとメバルを求めてポイントを移動してみます。
港の出入口付近。敷石周りにブロックが積んであったので、その周りを狙ってみることに。
このポイントでもやはり強風の影響を受けますが、潮も動きやすくベイトの回遊も期待できるポイントであったためか20.0cm前後のメバルがしばし入食い状態に。
港内奥~港の出入口にかけての広い範囲で、ベイトフィッシュの存在を知らせてくれるコイツ(ムツの幼魚)が明るいうちから混ざるので、魚の活性は悪くなさそうな感じ。
沖にキャストすると豆アジ、近距離のストラクチャー周りではメバルとムツ。 離島のポテンシャルに助けられながらも釣果を伸ばしていきます。
夜間はやや風が落ちてきたものの、以前としてポイントは絞られる状態です。
風の影響を受けにくい常夜灯周りのポイント。 水面下の明暗部の境目にはメバルらしい魚影が確認できます。
先程までと同様のスプリットショットリグをシャクってカーブフォール。ややリアクション気味に反応させて釣果を重ねていきます。
MAX 25.0cm ほど。
ポイントを制約されるこの状況下なら合格レベルのサイズではないでしょうか。
その後は、潮が緩むと同時に反応が悪くなっていったのですが、【Ar.キャロ フリーシンカ―】にウエイトアジャスター×4個+海水を封入した7.0gほどのキャロライナリグをメインに、できるだけスローな釣りを展開。
リグの重量やアクションは同じでも、体積と比重の違いでフォールスピードに変化を与えることで、喰い渋る状況にも対応していきました。
贅沢を言えば、漁港に隣接する写真のようなゴロタ場も打ちたかったのですが・・・ここは次回に持越しということで。
まだまだ安定しない天候が続いている昨今ですが、メバルもそろそろアフターからの回復個体が釣れ出すタイミングが近づいていると思います。
天気図を眺めながら、週末を愉しみにする日々がまだまだ続きそうです。
ブランドアドバイザー 中崎 優斗
【使用タックルデータ】
●ロッド・・・ライトゲーム用ロッド 7.0ft(高弾性ソリッドティップモデル)
●リール・・・スピニングリール C2000S
●メインライン・・・PE 0.4号
●リーダー・・・フロロカーボン 1.0号
【スプリットショットリグ】
●スプリットシンカー 7.0g+ウキゴム+ユニットスイベル+ラウンドロック 0.4g-#4 & ジャックアッパー 0.4-#6+ワーム 2~2.5インチ前後
【キャロライナリグ】
●フリーシンカー+ウエイトアジャスター×4~6個+海水+ノットプロテクター 小+ユニットスイベル+ラウンドロック 0.4g-#4 & ジャックアッパー 0.4-#6+ワーム 2~2.5インチ前後
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以上、BA中崎氏の釣行レポートをご紹介させていただきました!!
冬期のライトゲーム釣行は、正直天候に悩まされることが多いですよね。
アプローチの観点からはもちろん、強風などの悪条件に対応する為にも、リグの種類やウエイトのバリエーションなどは多くあった方が良いと思います。
“さまざまなリグを駆使してターゲットに迫る!!”
そんなライトゲームらしい展開で、みなさんも釣果UPを目指してみてくださいね♪