みなさん、こんにちは。 季節の進行は早いもので・・・気が付けば、年明けから早一ヶ月を経過。 本日より暦は2月ですね。
ライトゲームのシーズンと言えば『真冬』というイメージが定着しておりますが・・・実際は、晩秋と春が全国的にみても最も盛んな釣期ではないでしょうか。
2月といえば、全国的にメバルは産卵直後のアフターシーズンにあたりますし、アジも沿岸部からは正直なかなか厳しい季節です。
こういってしまうと、現場から足が遠くなってしまいそうですが・・・それでも他のターゲットよりは釣果を期待できますし、シビアさを愉しむという意味では、腕の見せ所な季節がこの時期とも言えます。
もちろん地域によっては、大型のアジが狙えるシーズンに入ったり、アフターメバルが早くも好調になったり・・・と、一概には言えませんが【行かなければ釣れない】ということだけは確かでしょうね♪(笑)
弊社ブランドスタッフ達も各地で勢力的に活動中!! 本日は、BA髙橋氏より“早くも大型アジ接岸!!”との知らせが届いておりますので、そちらをご紹介させていただきます。
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【狙いは、夢の50オーバー!!!!】
先月中頃。「そろそろかもね♪」と、離島への釣行を釣友と計画していた。
狙いはアジ。 それも40.0cm。いや45.0cmオーバー!!!! ・・・いやいや、夢は大きく!50.0cmオーバーの特大サイズのアジを狙いたい!!
私が活動する九州北部エリアは、全国的にみても季節の進行が早い地域。 特にアジに関しては、12月中頃から大型が期待できる季節にあたる。
昨年は、このタイミングで45.0cmの大型アジをキャッチしていたので、今年は更なるサイズアップを目標に、新年早々から現場へ足を運び、そのタイミングを待ち望んでいた。
釣行当日。 行きの船中では「こういう攻め方はどうだろうか。」「自分はこうアプローチしてみる。」「ベイトは入っているだろうか。」「本命のデカアジも入ってくるだろうか。」などなど、釣友と釣談義に花を咲かせ、期待と不安に胸躍るあっという間の船旅だった。
到着早々、まずは明るいうちにポイントの様子を伺う。
潮は良い感じに流れているし、風もそれほど気にならない。海面にはチラホラとベイトフィッシュの群れも目に入る・・・。
「どうだろうね?」と釣友に問いかけると、「どうでしょうね」と返事が返ってくるが、お互いに状況は悪くないと察しており、二人ともニヤリと笑みを浮かべて準備に取りかかった。
昨年までのパターンでは、朝夕マズメの僅かなタイミングが大型アジの時合い。表層付近のレンジを早いテンポで手返し良く釣ることが好釣果を上げる秘訣であったため、今回はジグヘッドリグを主に釣りを展開することにした。
夕日が傾き、空の色が変わり始めた頃、釣友に待望のファーストヒット。 しかし、期待とは裏腹に25.0cm前後の小ぶりなアジ。 自分にも同サイズがヒットするが、お互い後が続かない・・・。
通常なら「幸先のいいスタート!」と言えるサイズなのだが、この島のポテンシャルを知ってる以上は素直に喜べない。
『数も出ないし、型も小さい・・・。もしやタイミングを外してしまったのだろうか?』と、二人して顔を見合わせ首をかしげる。
一向に好転の兆しがみえない状況のまま、早くも夕日は島影に沈む。
不安な気持ちに陥りそうになったとき、何の前触れもなく「ズシリ」という独特の重みでロッドがしなった!!
丸々とした35.0cmのアジをキャッチ。 そこから一気に、祭りの様相を呈し始めた!
【Ar.ヘッド ジャックアッパー HW 3.5g-#7】のジグヘッドリグで、表層からカウント5前後のレンジを早めのアクションで誘うとバイトが多発!!
躊躇なくゴリ巻きでキャッチし、時間を惜しむように即キャスト!この繰り返しでゲームを展開する。
時合いは決して長くはない。
「小さいな。」と感じるアジが尺サイズ。 「まあまあかな。」が35.0cm前後で、「コイツはそこそこあるんじゃない?」なんていうのが40.0cm前後という完全に感覚のマヒしたゲーム。
そんな贅沢な状況を楽しんでいると・・・「デカイ!!」と釣友が声を上げる!
キツめに設定しているハズの彼のドラグを【ジーーーーッ!!!!】と音を響かせラインを引き出すさまは大型特有のサイン。 声にならない声を上げつつファイトする釣友に駆け寄り「丁寧にいこう!」と声をかけつつファイトを見守る。
ドタっとした音を立てて陸に上がったのは、47.0cmの超ビッグサイズだった。
お互い満面の笑みでガッチリと握手を交わし、「次は自分だ!」とキャスト再開。
その後もアベレージ35.0cm前後、時折40.0cmオーバーといった感じでヒットが続くが、釣友のデカアジには敵わないまま時間は過ぎていく・・・。
次第にアジの活性も落ちついてきたのか、引っ手繰っるような明確なバイトは減り、ややセレクティブな状況に。
速いテンポのアクションの間に、意図的なフリーフォールを演出することで釣果を繋ぐ。
スローなアプローチも視野に入れ、1.5gのジグヘッドリグやスプリットショットリグなども試したが、やはり3.5gのジグヘッドリグが一番状況に合っていたようで、アクション後の素早い瞬間的なフリーフォールアクションにリアクション気味に反応しているようだった。
結局、私はMAX41.0cm止まりであったが、大型のみでご覧の好釣果♪
贅沢をいえば、釣友のように45.0cmオーバーを釣りたかったが・・・まだ勝負は終わってはいない。 翌朝へと期待を込め、この日は早めに床に就いた。
翌朝、まだ夜が明けぬうちにポイントへと降り立った。 身体を慣らすようにキャストを繰り返し、時合いの到来を待つ。
東の空が次第に白み始め、隣で竿を振る釣友の表情がなんとか判断できるようになってきた。 「そろそろ・・・」とお互いに顔を見合わせた瞬間!ティップに重みが伝わる。
先手必勝でゴリゴリと巻き続け、あがってきたのは34.0cm!!!!
「時合い到来か!」と、期待を込めてキャストを繰り返したのだが・・・前日のようなラッシュはなく、結局朝マズメは写真の2匹を追加しただけで、そのまま納竿となってしまった。
前日のレコードフィッシュにニコニコの釣友。 若干の悔しさを覚えつつも、次回のリベンジ釣行が楽しみになる贅沢な釣行となった。
ブランドアドバイザー 髙橋 大介
【使用タックルデータ】
●ロッド・・・オリジナルのベイトフィネスロッド 8.3ft
●リール・・・小型ベイトリール
●メインライン・・・PE 0.4号
●リーダー・・・フロロカーボン 2.0号
【使用リグ】
●ジグヘッドリグ・・・ジャックアッパーHW 3.5g-#7+ワーム 2~2.8インチ など
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以上、BA髙橋氏の釣行レポートでした。
【夢の50.0cmオーバー!!!!】
九州北部エリアでは、例年12月中頃~3月上旬くらいまで特大サイズのアジが狙えます!!
皆さんも夢の50.0cmオーバーを求めて、ぜひ釣行を重ねてくださいね~♪