皆さん、こんにちわ!! 企画担当のコーノです。
夏季は【ライトゲームのオフシーズン】という認識が一般的ですが・・・まだまだ各地でアジ&メバルの釣果が上がっております!!
正確には・・・『今年も・・・』という表現が正しくなりつつある昨今。 ライトゲームは“冬季の釣り”という認識がすでに間違っていたのかもしれませんね。
また、アジ&メバルだけがライトゲームのターゲットではないことも考慮すると。。。
今や【多種多様なターゲットを狙って、周年楽しめるゲーム】として認識していたほうが賢いようです。
本日は、そんな旬なレポートをご紹介☆ BB木下彰氏より最近話題の“夏メバリング”のレポートを頂いておりますのでご紹介させていただきます。
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【遠投系3種で夏メバルを攻略!!】
梅雨も明け、連日の猛暑で釣場から足が遠のくアングラーも多い時期かと思いますが、現場に立てば、夏は夏の出会いがあります。
今回の釣行では、『Ar.キャロ フリーシンカー』、『ぶっ飛びRocker』、『シャローフリーク』の遠投系3アイテムが活躍してくれました。
リールを巻くorロッドをさびくなどの“横の釣り”に反応が良い場合、または激流の中を沈めながらレンジを探りたい時にはフリーシンカー。
フロートを支点としてワームを上下に跳ね上げる“縦の釣り”に反応が良い場合、または潮流に任せてリグを自然にドリフトさせながら、浮いたメバルに口を使わせたい時にはぶっ飛びRocker。
ぶっ飛びRockerより更に遠投が必要な場合、または少し太めのリーダーを使用したい時、ジグヘッドのフォール速度を早く演出したい時には、シャローフリークを誘導式で使用して釣果を上げていきます。
釣行開始時はまず、潮の流れや強さ、ストラクチャーの有無などを把握しながら広範囲を効率良く探るために、【Ar.キャロ ウエイトアジャスター】×5個と海水を充填したフリーシンカーをチョイス。
手前のポイントから沖のポイントへむかって順にチェックしていきます。
沖はかなり速い潮流が走っているので、徐々にウエイトを追加しながら探る範囲を広げていきます。
MAXウエイトのフリーシンカーで沖のボトムまでキッチリ攻略しましたが、あまりレンジを下げ過ぎると小さいメバルやベラなどが容赦なくワームを食い千切っていきます。
最終的には、ウエイトアジャスター×7個での中層攻めが良い感じでした。
そうこうしているうちに夕マズメの時合に突入し、メバルの反応も海面付近に集中してきます。
ぶっ飛びRocker L-Fのフロートリグに変更。
ラインテンションを掛けすぎてリグを引っ張ってしまうと極端に反応が悪く、リグを流れにそのまま乗せ、できるだけ自然にドリフトさせると面白いように引っ手繰っていきます。
アベレージサイズは20.0cm前後とやや小ぶりなサイズではありますが、夏期のメバルは流れの中でベイトをたらふく捕食していることもありとてもパワフル! 筋肉質で体高のあるプロポーション抜群のメバルたちにしばし癒させます。
すっかり日も暮れた頃、沖の流れも止まり、それと同時に反応も薄くなってきたので、ここで一旦休憩。朝マヅメの少し前から再びメバルを狙います。
まずは状況確認。手前はほぼ流れておらず、キャスト範囲ギリギリのところで潮流がぶつかり沖に払いだしている様子。 前日の傾向も考慮して、シャローフリークを誘導式でセットしフルキャスト。
うまく流れに乗ってくれたリグをそのまま軽くテンションをかけながら送り込んでいくと・・・「コンッ!」と良い感触。
潮流に乗って“これでもか!”と抵抗し、楽しませてくれます。
なかなかのファイトにサイズも期待しましたが、浮かせてみれば22.0cmほどと前日に少し色がついた位のサイズ。
このサイズでこれほどのファイトが堪能できるのは、夏期ならではです。
その後も、流れにうまくリグを送り込みさえすれば、ほぼ1キャスト1ヒット!!
途中フリーシンカーに変更して、手前に引きながら探るも流れに逆らうアプローチは反応が芳しくなかったので、すぐにシャローフリークへ戻します。
メバルの高活性状態は朝マヅメいっぱいまで続きましたが、サイズは右肩下がりで、終いには掌サイズが多くなってきました。
『夜間にこのポイントに入っていれば、もしかしたら良型も・・・』とも思いましたが、まぁ時すでに遅しのタラレバです。
完全に夜が明け、流れの緩いポイントのボトム付近までワームを送り込んで20.0cmちょっとのサイズをキャッチしたところで終了としました。
このメバル達がいつまで釣れ続くかは解りませんが、潮流の中をアグレッシブに回遊している夏のメバルは、サイズ以上にパワフルなターゲットです。
ハイシーズン、オフシーズン・・・どのターゲットも確かにその傾向はありますが、それを決めつけているのは私たちアングラー側なのかもしれません。
釣れづらい時期だからこその細かい探求の積み重ねが、ハイシーズンの釣果にも影響を与えることは事実だと思います。
ブランドビルダー 木下 彰
【使用タックルデータ】
●ロッド・・・ライトゲーム用ロッド 7.7ft(ソリッドティップモデル)
●リール・・・スピニングリール C3000S
●メインライン・・・PE 0.4号 ●リーダー・・・フロロカーボン 8-5Lb
●キャロライナリグ・・・フリーシンカー + ウエイトアジャスター×5~8個(海水充填) + ノットプロテクター 小 + ユニットスイベル + ラウンドロック #4-0.4g + ワーム(1.2インチ)
●フロートリグ[中通し式]・・・ぶっ飛びロッカー L-F + ノットプロテクター 小 + ユニットスイベル + ラウンドロック #4-0.4g + ワーム(1.2インチ)
●フロートリグ[誘導式]・・・シャローフリーク 10.5g + ノットプロテクター 大 + ユニットスイベル + ラウンドロック #4-0.4g + ワーム(1.2インチ)
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以上、BB木下氏のレポートをご紹介させていただきました!!
ハイシーズンほどの安定した釣果は期待できないものの、条件さえ解ってしまえば案外簡単に楽しめる“夏メバル”!!!!
皆さんも地域でもきっと! 夏メバルと出会えるスポットが存在しているはずですよ♪