【巻かないフロートゲーム】が炸裂!!

皆さん、こんにちわ。 企画担当のコーノです。

南日本では桜の開花情報が飛び交う中、北日本では纏まった大雪・・・。

四季がある日本ならではの光景ではございますが、北と南でかなりの季節差を感じる昨今です。しかし、春の訪れは確実に近づいてきております!!

いよいよ春のメバルシーズン到来♪

本日も、九州北部を拠点に活動いただいておりますBA髙橋氏より釣果レポートが届いておりますのでご紹介させていただこうと思います。

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【巻かないフロートゲーム】

とある日の出来事、「○○漁港にベイトがたくさん入ってますよ~。」と友人の一人から連絡が入った。

自分自身でも状況把握には日頃から努めてはいるつもりだが、広大なエリアに無数に点在するポイント、それも日々刻々と変わる状況を一人で網羅するのは正直無理がある。

つまり、どんな時でも信頼できる仲間からの生の情報は非常にありがたい。

「釣れた、釣れてる」の釣果情報ももちろん必要ではあるのだが、それよりも大切にしているのは、ベイトの有無であったり、藻の生育具合だったり、釣れなかった情報であったり・・・。

タイムリーな現場の情報を伝えてくれる仲間を持つことができ、幸せな釣り人生を送れていることに感謝しつつ、早速情報をもらった漁港へと車を走らせた。

 

靄

 

ポイントに到着し、まずは状況確認。

常夜灯に照らされた水面には赤潮が発生している・・・。 その影響か、聞いていた情報とは裏腹にベイトの姿はない。

まぁ、状況が一変してしまうことはよくあること。 とりあえず投げてみなければ始まらないので【Ar.ヘッド ラウンドロック】のジグヘッドリグで表層からボトムまで丹念に探ってみることにした。

小さな潮回り&湾奥のポイント。潮がまったく動かずバイトも得られないまま時間だけが過ぎていく。

 

操作には少しコツが・・・。

 

小一時間が経過した頃になって、ようやくゆっくりではあるが、じわっと潮が動き出した。 ほどなくして「チュパッ・・・チュパツ・・・」とメバルらしいライズ音が聞こえ始め、サイズはともかく「魚はいる!」と確信できた。

レンジは表層、活性も上がってきているようなので、ジグヘッドリグから【ぶっ飛びRocker F-L】+【ラウンドロック 0.4g-#6】のフロートリグへと変更し、表層付近をゆっくりリトリーブして誘ってみるのだが・・・まったくアタリがない。

魚はいるのに、横の誘いではまったくといっていいほど反応しない状況。 「これは、以前にも同じような経験をしたような・・・。」

それは“巻かないフロートゲーム”

 

巻かないフロートゲーム

 

以前、BB黒原氏と釣行した際、 日中、横の釣りではまったく反応しないメバル達に苦戦を強いられていた私のとなりで、ポンポンと連続ヒットさせていくBB黒原氏。

正直その釣りに衝撃を受け、私のフロートゲームの常識は変わった。 そのあまりもの釣果差に、その釣法を教えてもらい、ここ最近ハマってトライしているゲームでもある。

リグシステムは通常の中通し式のフロートリグ。 

釣り方は、キャストしてリグがしっかり馴染んだら、フロートを動かさない程度の極軽いトゥイッチアクションを入れる。イメージとしては、先に結ばれた軽量ジグヘッドだけを、狭い移動幅で上下にリフト&フォールさせる感じ。

 

 

巻かないフロートゲーム2

 

“フロートの位置が極力変わらないように、先端に結ばれたジグヘッドの特性を最大限に活かし、バーチカルに何度も見せ続けて誘うこと。 魚の活性や状況に合せて、ジグヘッドのウエイトを変え、最適なフォールスピードと上下の移動幅を見つけていくことで、より好釣果に繋げることができる。”とのことだった。

さて、話がそれてしまったが、上記した通りの“巻かない黒原スタイル”で結ばれたフロートリグをそのまま再投入。 まずは、チョイ投げで操作をはっきり視認できる距離から試してみる。

赤潮こそ浮いているが、常夜灯下で水質もクリアな条件。水面下に入ったワームのアクションまでよく見える。仕掛けが馴染んだところで、スーッと軽くリフト、そしてフォール。

すると、少し離れた船影から勢いよくメバルが飛び出し、コンッという手ごたえとともにティップごとワームを引っ手繰っていった!

「うそー!ここ今まで散々探ったよね!?」と驚きながら、20.0cmほどのメバルをあっさりキャッチ。

 

巻かないフロートゲーム3

 

「たまたまか?」と思いつつも、その後も連続ヒットが続き、あまりの反応の違いに正直唖然としてしまった。

「状況が良くなっただけかな?」と、再びリトリーブの横の釣りに戻してみるが・・・

やはり無反応。

リグ操作だけで、ここまでの反応差が出る状況は面白い限りではあったが、このままではサイズは伸びそうもない。 ヒットパターンも把握できたので、今度は先程から時折ライズが発生している沖のブレイクライン付近までキャストしてみる。

誘い方はさきほどと同じ。リグが馴染んだら、軽く軽くアクション、そしてフォール。 すぐに反応は得られなかったが、しつこいくらい同じポイントでアクションを繰り返していると「コンッ」

アワセと同時に、ずっしりとした重量感とパワフルなファイト!!

 

良型確保!

 

キャッチしたのは、先ほどより二回りほど大きい24.0cmの黒メバルであった。

連発とはいかないが、さらに同型を追加。そして、当日の最大サイズ26.0cmをキャッチして納竿とした。

 

起死回生!!

 

今回、釣れない状況を大きく打開してくれた【巻かないフロートゲーム】

居るのに口をつかわないメバルに、皆さんもぜひ一度試してみて欲しい。

また、釣れたメバルはどれもお腹回りがスリムな個体。産卵後まだ完全には回復しきっていない様子ではあったが、程なくしてアフターメバルの最盛期に突入していくのではないだろうか。

オフショアでのタイラバゲームも気になる時期ではあるが・・・これからが春本番!! 楽しみながらマメに釣り場へ足を運んでいきたい。

 

今からがハイシーズン♪

 

ブランドアドバイザー 髙橋 大介

【使用タックルデータ】

●ロッド・・・オリジナルのベイトフィネスロッド 8.3ft

●リール・・・小型ベイトリール

●メインライン・・・PE 0.6号 ●リーダー・・・フロロカーボン 1.5号

【使用リグ】

●フロートリグ・・・ぶっ飛びRocker F-L【限定ピンク】+ユニットスイベル+ラウンドロック 0.4~0.6g-#6+ワーム 1.2インチほど

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以上、BA髙橋氏の釣行レポートをご紹介させていただきました♪

【巻かないフロートゲーム♪】

実際、ロッドティップの真下意外でワーム(ジグヘッド)を同じレンジにステイさせ続けられるのは、フロートリグ意外では難しいテクニックですよね。

フロートリグを応用しての“見せる釣り”

ぜひ、皆さんも引出しの一つとして実戦されてみてはいかがでしょうか~?☆

 

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