皆さん、こんにちは♪ 企画担当のコーノです。
春の穏やかな日が続くと、最寄りの河川へのチヌ(クロダイ)の遡上が気になって仕方がない‥そんな昨今です(笑)
今春よりいよいよ販売開始となる、ライトボトムゲーム専用アイテム『BM.シリーズ』!!!!
本日は、その製品特徴を一足先にご紹介させていただきたいと思います。
先ず始めに・・・
『BM.シリーズ』とは?
『BM.シリーズ』のBM.とは、Bottom(ボトム)&Bream(ブリーム)の意。
チヌ(クロダイ)を始め、ロックフィッシュやフラットフィッシュなど、現代の進化したライトタックルで軽量ウエイトのリグを駆使し、手軽に楽しむことができるボトムゲーム専用に開発されたアイテムです。
近年のライトゲームタックルは劇的な進化を遂げ、それに伴い、様々な魚種を狙えるようになりました。
「高弾性ロッド」に「極細PEライン」という高感度のタックルバランスが、今まで感知することの難しかったボトムや潮流の変化を明確に手元へ伝え、より軽量なウエイト、ファインワイヤーフックでのゲーム展開が可能となりました。
また、「極細PEライン」+「一口サイズのワーム」+「軽量ウエイトのリグ」というセッティングが、よりシビアな状況に対して、繊細なアプローチを可能にするだけでなく、ボトムゲームにつきものの根掛かりの軽減にもつながり、高いゲーム性とアドバンテージをアングラー側にもたらしてくれます。
※写真は初期プロトモデルでの釣果です。
『BM.シリーズ』の代表的なターゲットであるチヌ(クロダイ)は、都心部の河川など、アングラーの最も身近なフィールドで、わずかな時間でも手軽に楽しむことができるといった魅力もあります。
また、ライトゲームの対象魚が少ないとされる夏期に、狙えるターゲットが多いこのゲームは、日頃愛用しているライトタックルをそのまま流用して、新たなターゲットに挑戦できるというメリットもあります。
狙えるターゲットもさまざまで、チヌ(クロダイ)にマダイ、マゴチやヒラメなどのフラットフィッシュ、カサゴやソイ、アコウ、アイナメ等のいわゆるロックフィッシュ。その他、イシモチやハゼなどもそのターゲットになります。
※写真は初期プロトモデルでの釣果です。
ターゲットのサイズによっては、ランディングネットやフィッシュグリップでのランディングが前提となりますが、それでも日頃愛用しているライトゲームタックルとランディングツール、アイテムを詰め込んだ小型のバッグを持参すれば、全国各地の様々なフィールドで、多彩なターゲットに出会うことができるはずです。
※写真は初期プロトモデルでの釣果です。
『BM.シリーズ』は、ライトタックル×ボトムゲームという、新たなライトゲームのカテゴリーの可能性を拡げるアイテムです。
ラフボトムの攻略を可能にする 『BM.キューブ』
『BM.キューブ』は、リップラップや牡蠣殻が点在するエリアなどのいわゆるラフボトムでの根掛かり回避性能を追究したモデルです。
台形型のウエイトが、ボトムでの抜群の安定感を生み、クランクベイトのリップ同様の根掛かり回避性能を発揮します。
また、フォール時には、ウエイト底面が水の抵抗を受けることによりスローフォールを演出します。
ストラクチャーからのハングオフや、砂底での高速リトリーブによる砂塵効果など、あらゆるボトムゲームのテクニックに対応するモデルです。
抜群のスリ抜け性能で根掛かりを回避する 『BM.キール』
『BM.キール』は、ストラクチャーに対するスリ抜け性能を追究したモデルです。
房型のウエイトが、点在するアマモや流れ藻、ストラクチャーなどをスリ抜けて回避し、より長いアプローチの継続を可能にします。
また、ボトムステイ時には、ワームがやや立ち上がるような姿勢で安定するので、その姿勢変化や揺らぎによって、ターゲットのバイトを誘発します。
リーリングを主体とするボトムゲームに高次元で対応するモデルです。
『BM.キューブ』&『BM.キューブ』共通コンセプト
『BM.キューブ』および『BM.キール』の主たる開発コンセプトは、「アイのクランク部にウエイトを設置した、いわゆる通常のジグヘッドリグでは攻略困難なフィールドをもカバーできる(根掛かりを回避できる)ジグヘッドリグの開発」です。
ボトムゲームと根掛かりは、切っても切れない関係性にあることは、皆様も良くご存じのことでしょう。
もちろん、大前提として、全ての根掛かりを回避できるアイテムの開発は不可能なのですが、その確率を少しでも下げることができる形状、バランス、ウエイト位置を追究し、誕生したのが『BM.キューブ』、『BM.キール』です。
通常、根掛かり&ラインブレイクが発生するメカニズムとして、下記のような事例があげられます。
①.シンカー部が何等かの理由で、ストラクチャーにハマり抜けなくなる。
②.ウエイトの転倒などにより、フックが直接ストラクチャーに掛かり抜けなくなる。
③.ストラクチャーにスタックしたリグを回避しようとするロッドワーク中に、リーダーがストラクチャーに干渉しラインブレイクする。
上記3項が、アルカジックジャパンが検証および実体験した、根掛かり&ラインブレイクの主要因です。
『BM.キューブ』と『BM.キール』は、この事例を可能な限り克服することで、根掛かり回避性能の向上を図っております。
フックのセンター部に設けられたウエイトは低重心バランス設計で、ボトムでの抜群の安定感を発揮します。 これにより、フックポイントとラインアイを常に高い位置でホールドできるので、リグの転倒による根掛かりを回避できるだけでなく、フッキングレスポンスの向上にも繋がっております。
また、ウエイトからラインアイまでの距離を設けることで、シャンク部がワイヤーベイトのアームのような役割を発揮し、ラインアイを常に高い位置でホールドすることで、根掛かりを回避します。
フック形状は、チヌ海津鈎をベースにフックポイントをネムらせることで、根掛かりを軽減し、ターゲットの唇やジゴクにフッキングさせやすい設計です。
また、ラインアイに装着されたクイックキーパー(ワームキーパー)で、ワームをオフセット式でセット。フックポイントをワーム内部に隠すことができるので、これも根掛かりの軽減に繋がっております。
【製品スペック】
製品名:BM.Cube (ビーエム キューブ)
規 格:1.5g-#1 2.0g-#1 2.5g-#1 3.5g-#1 2.5g-#1/0 3.5g-#1/0 5.0g-#1/0 7.0g-#1/0 計8規格
カラー:NSブラック
その他:クイックキーパー(ワームキーパー)付属 / 1パック3個入り
希望本体価格:¥380(税別)
発売予定:平成27年4月末頃
製品名:BM.Keel (ビーエム キール)
規 格:1.5g-#1 2.0g-#1 2.5g-#1 3.5g-#1 2.5g-#1/0 3.5g-#1/0 5.0g-#1/0 7.0g-#1/0 計8規格
カラー:NSブラック
その他:クイックキーパー(ワームキーパー)付属 / 1パック3個入り
希望本体価格:¥380(税別)
発売予定:平成27年4月末頃
『BM.キューブ』&『BM.キューブ』の基本操作
『BM.キューブ』、『BM.キール』の基本的なアプローチは非常にシンプルで、ボトムをコンタクトさせながらリトリーブするだけです。
水深や潮流などフィールドの状況に合わせて、上記アプローチが行える最軽量のウエイトをセレクトすることで、根掛かりも軽減できます。
また、リトリーブからのステイやシェイク、リフト&フォールなどのアプローチも効果的。
リップラップなどでは、「一度リグを軽くスタックさせてからそれをロッドワークで外す」、いわゆる【ハングオフ・テクニック】も非常に有効的です。
ターゲットやフィールドの状況にあったモデル、ウエイト、アプローチを行うことで、様々なフィールドのボトムゲームに幅広く対応することが可能です。
【ワームのセット方法】
『BM.キューブ』、『BM.キール』は、アイに装着されたクイックキーパー(ワームキーパー)で、ワームをオフセット式でセットします。
①.まず、クイックキーパーをワームに突き刺しセットします。塩ビ系のワームであれば容易に貫通することが可能ですが、エラストマー系ワームの場合は、予めフックでクイックキーパーを突き刺すゲートを設けて置くことで装着が可能になります。また、クイックキーパー先端部の戻り(カエシ)部をワーム外部に露出(貫通)させることで、キープ力を向上させることが可能です。
②.クイックキーパーでワームを固定したら、次にそれぞれ好みのセット方法で、ワームのセットを完了させます。
『オフセットスタイル』
フックポイントをワーム内部に隠すセット手法。予めフックをワームに貫通させる位置を確認してから、フックを貫通させます。 その後、ワーム本体を軽くアイ側に引っ張り、フックポイントをワーム内部に薄く刺さる様に隠してセット完了です。
『ジグヘッドスタイル』
フックポイントをワーム外部に露出させてセットする手法。 オフセットスタイル同様、予めフックをワームに貫通させる位置を確認してから、フックを貫通させセット完了です。
以上、簡単ではありますが、『BM.キューブ』&『BM.キール』の製品特徴をご紹介させていただきました!
いよいよ本格始動を開始する【ライトタックルでのライトボトムゲーム】!!!!
皆様もぜひ最寄のフィールドで、このゲームを手軽に楽しんでみてはいかがでしょうか。